2022.08.26住まいのこだわり
耐震等級3の家でも構造計算は義務じゃない?本当に安心の家を考える
こんにちは!土地と予算に合わせたプランニングで
お客様の夢のマイホームを形にする、ここすもハウスです。
「耐震等級3の家だから安心」と思いがちです。
けれど耐震等級3の家でも、実は不安が残るということ、ご存じでしょうか?
今回は本当に安心な家を建てるために知っておきたい「構造計算」について解説したいと思います。
▶︎耐震等級3なら安心?
最近、耐震性が高く高気密で高断熱の家が当然になりつつあり、
耐震等級3の家はほとんどのハウスメーカーや住宅会社が謳う性能となりました。
改めて説明すれば、耐震等級には1~3があり、3は耐震等級レベルが最も高いもの。
「その家も耐震等級3なら、どこで建てても耐震性は安心」
と思ってしまいがちですが、実は違っているのです。
というのも、木造住宅の場合。
2階建てまでの家では、構造計算を行わなくても、
4号特例(平屋や2階建ての木造住宅を4号建築物と言います)により、
仕様規定を満たしていれば構造計算しなくても確認申請の審査に通過することが可能です。
この構造計算は、建物の構造安全性を科学的に検証し確認するための計算。
設計上では耐震等級3をクリアしている家でも、
構造計算をしてみるとさまざまな条件から見た時に、
決して安全とは言えない、なんてことも多いのです。
また、構造計算は義務ではないため、行わない住宅会社が多いのも残念ながら事実。
一般の人は家を建てる業者はプロだから
構造計算しているものと思いがちですが、実際はそうではありません。
▶︎本当に安心の家づくりなら「構造計算」をしておこう
「それなら、構造計算しなくてもいいのでは?」と思われる方もいるでしょう。
でも、万が一災害に遭った時のためにも、構造計算を行った家を選ぶべきです。
というのも、家の構造の安全性を測る3つの基準、
仕様規程、性能表示計算、構造計算の中で構造計算は最も高い基準だから。
本当に安心できる家かどうかは構造計算を行わないと分からないため、
構造計算を行うことが重要です。
もちろん、多少の費用はかかりますが、
万が一災害時に家が倒壊してしまうと考えれば安いと思います。
構造計算をする、しないは勿論お客様のご希望で選んでいただけますが、
ここすもハウスの設計士としては
「もし、安全な家づくりをしたいなら、構造計算をしていただきたい」と思っています。
もし、分からないことがございましたら、ここすもハウスの担当者までご相談くださいね。
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