耐震性の強い家って? なぜ長期優良住宅が良いのか詳しく解説!
2023.9.15.家づくりのノウハウ
地震に強い家の構造として、『耐震』の他に『制震』と『免震』があります。 一言に「地震に強い」と言っても、そのアプローチには様々あるんですね。
【耐震(たいしん)】とは
耐震とは、建物の壁を耐震性の高い耐震壁(=耐力壁(たいりょくへき/たいりょくかべ))などにすることです。 物理的に建物の強度を上げる、ということですね。 耐力壁は既存の住宅にも施工しやすく、コストを抑えられるため、導入しやすいのもメリットです。
【制震(せいしん)】とは
制震とは、揺れを吸収し抑制することを言います。 建物の構造部分に組み込んだ制震装置が揺れを受け止めてくれるため、 建物へのダメージを抑えることができるのが特徴です。 制震装置を導入するために建物の間取りや構造が制限されることがありますが、 揺れが強くなりやすい高さのある建物にはとても有効で、 天井を高くしたい場合や、高台に建てなければならない場合などに、 耐力壁だけでは賄いきれない大きな揺れを制震材で抑える、というのをおすすめしています。⇩ここすもハウスで導入した制震ダンパー

【免震(めんしん)】とは
免震とは、建物と地盤の間にクッションとなる免震装置を設置し、切り離すことで、 地盤から揺れが直接建物に伝わるのを抑制するものです。 前述の通り、免震装置を設置するには、建物の基礎部分に手を加えねばならないので、 施工コストが掛かってしまいます。 また、地面からの揺れには強いですが、構造上、強風などによって揺れることが増える点もデメリットです。
どれを選んだら良いの?
いずれもメリットデメリットはありますが、一番は建てる家の形と、地盤の強度を知ることとが大切になります。 ここすもハウスでは、地盤調査と『耐力壁』の設置が標準仕様となっているので、 予算があまりない、という方でも耐震等級3は必ずクリアしているのでご安心ください。※長期優良住宅であることを保証するものではありません。(後述)
※地盤調査の結果、補強が必要な場合は、事前にお施主様へ説明の上、地盤補強の工事を実施しております。

【長期優良住宅】との関係性
長期優良住宅の一つの基準として、『耐震等級3以上』であることが求められます。 つまり『長期優良住宅』=『耐震等級3以上の家』と言えます。
(※ 補助金については、年度により、受けられる事業や額に変動があります。)
費用面で難しい場合は、これらを省くことも可能ですが、書面による証明は出来なくなるため、 これらの控除や補助が受けられない、いわゆる『耐震等級3“相当”の家』になってしまいます。 多くのメリットがある、『長期優良住宅』。 是非ご自宅の新築の際に、選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?終わりに
愛知県は南海トラフ巨大地震の発生が予測されて20年近くになりました。 数年ののちには大地震が来る、と言われていますが、いまだに最大震度5程度に治まっているのが現状です。
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