2019.11.09家づくりのノウハウ
どう作る?〜子供部屋の収納はいる?いらない?〜
マイホームを建てるきっかけやタイミングはいろいろありますが、やっぱり一番多いのは「結婚したから」や「子育てを考えて」という人生のタイミング。
子どもをのびのび遊ばせられるマイホーム、将来のことを考えて子ども部屋を作るのが一般的ですよね。
ここで一つ、悩みどころなのが、子ども部屋の収納計画。広さが限られてしまう子ども部屋。クローゼットを作ると、どうしても狭くなりがちです。
子ども部屋の収納は、結論から言ってしまうと、子ども部屋の収納は、最初は“なくてもいい”もの。
と言うのも、子ども部屋の収納は、あとからホームセンターやIK●Aなどで買い揃えて作ることができるから。
クローゼットなどの収納空間は、部屋の使い方を制限してしまいますし、収納を造る分、建築コストもかかってしまいます。それなら、子ども部屋の収納は敢えて最初は作らず、その分浮いたコストをロフトやファミリークロークを作る費用に充てても良いでしょう。
将来巣立っていく子ども達。
子ども部屋は子どもが独立したあとは、使い道に困ってしまうケースも多いもの。それなら、2階に子ども部屋として設ける空間は、敢えて余計なものは作らずに、シンプルな“箱”のままにしておいた方が、将来家族構成が変わった際も空間の自由度が増しますよ。
家づくりは、将来のことを考えて、できるだけ“可変性”を持たせてあげることも大切なのです。