新築戸建住宅、構造計算をするのが当たり前……ではないってほんと!?
2022.6.27.家づくりのノウハウ
こんにちは!土地と予算に合わせたプランニングで
お客様の夢のマイホームを形にする、ここすもハウスです。
戸建住宅を建てるとき、家の耐震等級を気にされる方は多いかもしれません。
でも「構造計算をしているかどうか」まで気にする方は意外と少ないもの。
実は、耐震等級3の住まいでも、全ての家で実際にその家の設計が
安全かどうかを構造計算で1棟1棟確認している訳ではありません。
本当に安全な住まいを作るなら、知っておきたい構造計算のお話を今日はお届けいたします。
▶︎構造計算とは
そもそも、住宅の構造計算とは一体どんな計算なのでしょうか。
ざっくりわかりやすく言ってしまうと、構造計算は家の安全性を確認するための計算です。
住まいの設計が完了したあと、その設計図をもとに、家自体の重さ、雪が積もったときなど、
さまざまなシーンで家がどのように変形する可能性があるのか、
どんな応力が生まれるかを確認していきます。
そうお話しすると、全ての家でやっているのでは?
と思う方もいらっしゃいますが、実はそうではないのが現状。
耐震等級3を取得している家だったとしても、実は構造計算をしていない家もたくさんあります。
と言うのも、法律上3階建ての上は構造計算が必須ですが、
2階建や平屋の家は構造計算が義務ではありません。
そのため、日本の住宅のち約8割を占める木造住宅はほとんど構造計算されていないのです。
それなら「構造計算しなくてはいいのでは?」と思いがちですが、
安心した家づくりを行うためにも構造計算することをおすすめします。
▶︎構造計算以外にもいろいろ!家の構造の安全性を確認する方法
家の構造の安全性を確認する方法は次の3つです。
・仕様規定
仕様規定とは3つの簡易計算と8つの仕様ルールからなるもので、
全ての住宅で行わなければならなりません。
ただ、最低限の計算だと思っておきましょう。
・性能表示計算
性能表示計算とは品格法で決められている計算のことで、
長期優良住宅では必須の計算です。
仕様計算より計算項目が多いです。
・構造計算
構造計算は木造3階建てでは必須の計算で、許容応力度計算を行うものです。
3つの中で最も詳しく計算し、構造安全性のレベルが高くなっています。
つまり、仕様規定、性能表示計算と比べて最も安全な計算方法ということになります。
ここすもハウスでは、お客様のご希望があれば
構造計算までしっかりとお出しすることが可能です。
実際、お客様にも「お金はかかりますが、構造計算をしておくと安心ですよ」
とお話しすることもしばしば。
ぜひ、やってみたいという方は、気軽にご相談ください。
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