アパート暮らしの中で「家賃を払い続けるのはもったいない」と考えるようになり、早めのマイホーム計画をスタートしたS様ご夫妻。土地選びや間取り検討を進める中で、「せっかく建てるなら他にはないデザインの家にしたい」という思いが強くなったといいます。
完成した住まいは、道路側に窓がひとつもないインパクトあるファサードが印象的なモスグリーンの外観。外壁材にはご夫婦の希望だったガルバリウム鋼板を使用し、スタイリッシュさと無骨さが程よく混ざった、まさに“自分たちらしい”デザインに仕上がりました。
住み心地で満足しているのは、こだわり抜いた生活動線。玄関からシューズクローク、洗面、ウッドデッキへの動きがスムーズで、洗濯や身支度がとてもラクに感じられるそうです。勾配天井を採用したリビングも、開放感がありつつ冷暖房効率も良く、居心地のよい空間に。
「最初はなんとなくのイメージしか伝えられなかったけど、ここすもさんが具体的に形にしてくれて、打ち合わせが本当に楽しかったです。要望もたくさん聞いてくれて感謝しています」と、ご夫妻の理想が詰まった住まいでの暮らしを満喫されています。
この家の第一印象は、窓のない大胆なファサードと、深みのあるモスグリーンの外壁。夫婦の「他にない外観にしたい」という想いを形にしたデザインです。素材には、デザイン性と耐久性を兼ね備えたガルバリウム鋼板を採用。玄関以外に道路側の窓を設けないことで、プライバシーをしっかり守りつつ、どこか静謐で美しい印象を与えます。ネイビーから変更したという外壁の色も、周囲の景観にほどよくなじみながら個性を発揮。帰宅時に「やっぱりこの外観、好きだな」と思える、自慢のファサードに仕上がりました。
ご夫婦が家づくりで特に重視したのは、日々の家事がスムーズに進む“動きやすさ”。玄関を入って右手には使いやすいシューズクローク、洗面室からはウッドデッキへのアクセスが良く、洗濯・干す・片付けまでの流れがストレスなく完結します。キッチンも含めて、生活の動線がスムーズに回遊できるよう考え抜かれており、実際に住んでみて「この間取りにしてよかった」と実感されているそう。見た目だけでなく、毎日の動きにフィットする機能的な間取りが、5人家族の暮らしをしっかり支えています。
リビングは勾配天井を採用し、開放感をしっかり確保。ご夫婦の中では当初「吹き抜けもいいかも」という声もあったそうですが、冷暖房効率や生活のしやすさを考慮し、勾配天井という選択に。結果、天井が高く視線が抜けることで空間に広がりが生まれ、落ち着きと開放感を両立した居心地の良いリビングになりました。さらに、インテリアはナチュラルな素材感を活かしつつ、どこかカフェのようなリラックス感も漂う仕上がりに。家族が自然と集まり、思い思いにくつろげる空間が、この住まいの“いちばん好きな場所”になっています