構造計算が必要な理由
2023.4.14.家づくりのノウハウ
こんにちは!
土地と予算に合わせたプランニングでお客様の夢のマイホームを形にする、
愛知県の設計建築事務所「ここすもハウス」です。
今回は、家づくりには実は欠かせない、『構造計算』についてご紹介します。
▶そもそもなんで必要なの?
「家の強度を計算するのに必要なんです。」
ハウスメーカーや工務店のほとんどではこういった説明をされると思います。
でも大きな商業施設でもないのに、複雑な構造計算をしないと
強度が分からないなんてことがあるの? と思ったことはありませんか?
確かに法律上も、一定規模の建築物は構造計算が必須となっています。
逆に言うと、一般的な戸建住宅はその対象ではないので、必ずしも構造計算は必要ないんです。
ではなぜ、色んな建築会社が「構造計算」の必要性を訴えるのか。
実は、構造計算の必要性が言われるようになったのはここ数年の話。
それまでは「経験則」だけで住宅の強度を担保していました。
しかし、近年の大規模地震の頻発に耐えられたのは
「構造計算をしていた住宅」ばかりでした。
つまり、経験則だけではもはや住宅の強度の証明にはならなくなってきたのです。
▶構造計算をするメリット
構造計算をするメリットはいくつかあります。
① 住宅の強度が保証される
全く同じ家でも、実は条件が様々。
家の向きや、隣地の状況、実際のその土地の地盤の強度など、
一つとして同じ土地がないため、構造計算ではこれらの条件も加味して
建築物の強度の計算をします。
実際に、構造計算をした住宅とそうでない住宅では、
数十年後の住宅のゆがみ具合に差が出る、ということもありますし、
構造計算によって耐震等級3などの保証がついているだけで
資産価値も担保されます。
② 保険料が安くなる
前述の「耐震等級3」を取得すると、地震保険料がおよそ半分になります。
保険料も年々高くなっているので、これは家計的にもとても助かります♪
③ 補助金制度の対象になる
構造計算のメインは、いわゆる「長期優良住宅」にあります。
長期優良住宅の条件は色々ありますが、
・耐震等級3以上であること
・省エネルギー性があること
(断熱材がきちんと入っている、太陽光が設置されているなど)
概ねこの2点が重視されています。
長期優良住宅であることは、資産価値にも繋がりますが、
補助事業によっては、120万円~170万円程の補助金を受けられることもあります。
事業年度や世帯状況にもよるので、詳細は店頭スタッフにご確認ください♪
▶ やって損はない!構造計算
目に見える「保証」という面でも構造計算はやって損はありませんが、
なるべくゆがみのない家を建てることは省エネにも繋がります。
建てたときはぴっちり隙間がなくても、地球に住んでいる以上、家は必ずゆがみます。
物理の難しい話になってしまうので、詳細は省きますが、
構造計算をした住宅とそうでない住宅では、
20年後の気密性に大きな差が出たという研究結果もあります。
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